地域発展など連携 和大とJR和歌山支社協定
和歌山大学(瀧寛和学長)とJR西日本和歌山支社(伊藤義彦支社長)は15日、和歌山県域の維持や発展、人材育成に関する連携・協力の協定を締結した。
両者はこれまでにも協力し、津波対策や鉄道防災、教育面で取り組みを実施。資源や機能などをこれまで以上に活用しながら、発展を推進させる狙いがある。
連携協定では、地震津波対策として鉄道防災教育の推進や沿線の活性化、観光プログラムの開発、地域協働型実践教育を通じた人材育成などの項目を掲げている。
同日は、3月16日にデビューする新型車両「227系」車内で締結式があり、瀧学長と伊藤支社長が協定書にサイン。瀧学長は「この協定により、さらに両者が発展することを期待している」とあいさつし、伊藤支社長は「組織として連携することでより大きな力を発揮し、県の発展に少しでも寄与できれば」と話した。
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