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関口新心流の練習風景 |
県教委は、 県指定文化財に8点を追加したと発表した。 無形文化財では、 和歌山市の関口新心流柔術・居合術・剣術、 美術工芸品考古学資料では、 和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で展示している有本銅鐸が指定された。 これにより県指定文化財は計542件となった。 県教委は、 県指定文化財に8点を追加したと発表した。 無形文化財では、 和歌山市の関口新心流柔術・居合術・剣術、 美術工芸品考古学資料では、 和歌山市岩橋の県立紀伊風土記の丘で展示している有本銅鐸が指定された。 これにより県指定文化財は計542件となった。
関口新心流は関口弥六右衛門氏心 (関口柔心、 1598~1670) が創設した柔術を根幹とする居合術と剣術の総合武術。江戸時代には代々関口家の当主が紀州藩の「御流儀指南」として仕えた。紀州藩にゆかり深い由緒ある武術として価値を有していると判断された。現在は関口芳夫さん(61)が継承。
有本銅鐸は弥生時代中期 (紀元前1世紀から紀元後1世紀) に作られたと考えられる銅鐸。 大きさは全高44・6センチ、 重さ3・16キロ。 昭和40年の夏に中学生によって六十谷橋の紀ノ川南岸で発見された。 補鋳が見られるが、 ほとんど欠損部がなく、 県にとって重要な考古資料とされる。
また、 東濱植林(株)が所有する有田郡広川町にある濱口家住宅10棟など (建造物)、 田辺市の闘鶏神社が所有する那智参詣曼荼羅1幅 (美術工芸品・絵画)、 同市の東光寺が所有する木造不動明王二童子像3 体(同・彫刻)、 同市の熊野本宮大社が所有する文台1基 (同・工芸品) と硯箱1基 (同)、 県知事所有で東牟婁郡にある滝ノ拝1所 (記念物、 名勝・天然記念物) が県指定された。
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