2010年07月27日

04.文化・くらし

ギター少女「穂波」青春ロック魂

アーティスト名 「穂波」。

「同世代にも聴いてもらいたい」 と穂波さん

アーティスト名 「穂波」。 高校生活の傍らアコースティックギターで弾き語り、 ライブ活動などロック魂を響かせている。

音楽に触れるきっかけは、 小学4年生の時。 母の友人のつながりで地元アーティストの原見浩司さん (42) と出会い、 「私もやりたい」 と感銘を受けたという。 2年後、 中学1年生でギターを覚え、 音楽の道へ一歩踏み出した。 原見さんを 「師匠」 と呼び、 「あこがれであり、 ライバルでもある」 と笑う。

「アコースティックギターというと落ち着いたイメージを持たれがち。 ギター一本でロックを表現したい」 と熱い気持ちを訴える。

ことし4月から、 一人で弾き語りライブを始め、 現在約10曲の持ち歌でライブ会場をにぎわせている。 作詞作曲はすべて自分。 高校生活や、 同世代との価値観の違いなどを力強く歌い、 「素直に 『伝えよう』 という気持ちで。 かっこつけず、 ありのままでいたい」 と自然体で勝負。 透き通った声とハードな音楽にギャップを感じるが、 そこが魅力的だ。

作詞は携帯電話に打ち込んだり、 ノートの切れ端に書いたりとさまざま。 ロックを中心に作曲するが、 いろんなジャンルの曲を聴くなど研究熱心な一面も。 「イメージする曲を作りたいと思ったら、 近付けるように努力あるのみ」 と意気込み、 この夏はアルバム制作やオーディションに挑戦しようと燃えている。 「高校を卒業したらすぐに上京し、 シンガーソングライターとして活動していきたい」 と夢を語った。
(綱)





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