2011年05月11日

06.特集/私達にできること―和歌山から東日本へ―

四箇郷地区連合自治会が県に義援金451万円

四箇郷地区連合自治会が県に義援金451万円

義援金を手渡す藤上会長

和歌山市の四箇郷地区連合自治会(藤上和男会長)は10日、地区住民から封筒で集めた東日本大震災の義援金451万217円を県に届けた。

同地区は34自治会で構成され、自治会員は5132世帯、全世帯数は6600ほど。3月末、「がんばれ東北関東」と書いた茶封筒を約7000枚作成し、「封筒義援金の協力のお願い」の手紙を詰め、各自治会に配ったところ、ほとんどの住民が賛同したという。4月中旬、各自治会長の集めた義援金が、連合自治会へ持ち込まれた。

この日、同連合自治会の藤上会長(71)ほか副会長ら役員5人が県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に義援金を手渡した。仁坂知事は「現在も義援金として、たくさんの人の思いが届いている。善意が本当にありがたい。必要に応じて使わせてもらいたい」、藤上会長は「困っている人を助けようという尊い気持ちが集まった」と話していた。

同震災の発生を受け、同連合自治会は防災意識を新たにしたといい、防災訓練を定期的に行う方針という。





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