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7年連続19回目の優勝を決め、 マウンドで喜びを爆発させる智弁ナイン |
第93回全国高校野球選手権和歌山大会は最終日の30日、 和歌山市毛見の紀三井寺球場で決勝戦が行われ、 智弁が市和歌山を7―1で下して7年連続19回目の甲子園出場を決めた。 試合は序盤、 智弁が本塁打攻勢でリードを広げると、 エース青木が好投で市和歌山打線を1失点に抑える完投。 投打で相手を圧倒し7連覇を達成した。
市和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
智 弁 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 7 |
智弁は初回、 2死後、 山本が左越え本塁打を放ち先制。 続く道端が3塁打で出塁し、 相手投手の暴投で追加点を奪った。 2回には2死2塁とし、 嶌の右越え本塁打で2点を追加。 その後も小刻みに得点を重ね先発青木を援護した。 投げてはエース青木が5回まで零行進の好投を披露。 得点圏に走者を進めるも要所を締め、 9回を被安打6の1失点。 序盤のリードを守りきり、 チームを優勝に導いた。
市和歌山は、 今大会2試合目の登板となった先発大野が2回4失点と乱調。 後を継いだエース上も制球を乱し、 6回を3失点とふるわなかった。 打線は4点を追う6回、 連打と四球で1死満塁と攻め、 瀧川の犠飛で1点を返上。 その後も好機を演出したが、 好投手青木を攻略しきれず、 7年ぶりの優勝はかなわなかった。
髙嶋仁監督 ほっとした。 しかし、 (和歌山大会優勝は)一つの通過点。 甲子園でいくつ勝てるかに懸かっている。 甲子園では敗れたチームの思いを胸に恥のない試合をしたい。
中村恒星主将 このメンバーで甲子園に行けてうれしい。 100%の力を出してベスト4を目指したい。 監督についてきてよかった。
◇第2試合
市和歌山 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 |
南 部 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
市和歌山は先発上が好投。 9回を被安打5、 2失点の完投でチームを支えた。 打線は同点で迎えた3回、 浜田の右越え本塁打で逆転に成功。 その後も小刻みに得点を重ね、 11安打で7得点を奪った。
真鍋監督は 「組織力は一戦ずつ高くなってきている。 決勝戦は胸を借りるつもりで精いっぱい戦いたい」と話していた。
上好投、 打線抑える
3試合完投の上が南部打線を2回以降3安打無得点に抑えた。
初回先頭打者に四球を与え、 1死2塁で3番、 4番に連打を喫し2点を失った。 試合前から1、 3、 4番を警戒していたというが、 直球を狙われ痛打された。 同点とした2、 3回裏は変化球を中心にした投球に切り替え、 三者凡退に打ち取った。 3点リードした4回から肩の力も徐々に抜け、 伸びのある直球も低めに決まり出した。 5回以降は右前打2本を許しただけで、 無得点に抑えた。
好投する上
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