授業で山遊び体験 南野上小学校


児童に一番人気だった 「そり滑り」

 海南市次ケ谷の市立南野上小学校(岩橋恭子校長)で23日、 山遊びを楽しむ授業が行われ、 児童らは枯れ葉の上をそりで滑ったり、木登りなどの活動を行った。
 緑豊かな自然環境を生かした同校の伝統的な授業で、 毎年、 地域住民の協力で山を借りて行っている。 この日はボーイスカウトの海南第1団、 和歌山第21団のメンバー7人が山遊びを児童ら約25人に伝授した。

 山では複数のロープを編んで、 その上を歩いて渡る 「モンキーブリッジ」 をはじめ、 「ターザン」 と呼ばれる滑車とロープを使った乗り物、 ブランコなど、 たくさんの遊び道具が用意された。 一番人気だったのは山の斜面を利用したそり滑りで、 児童らは木の葉の上を上手に滑り降り、 「速い速い!」 「こけたけど楽しい!」 など大声で笑い、 時間を忘れて楽しんでいた。

 6年生の松本隆誠君 (12) は 「綱渡りのブリッジは少し怖かったけど、 どれも面白かった!」 と満喫した様子だった。

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