河西緩衝緑地の乗馬体験に100人
乗馬体験を楽しむ子ども
馬との触れ合いを楽しんでもらおうと、乗馬の体験会が29日、和歌山市松江の河西緩衝緑地運動広場で開かれ、家族連れら約100人がサラブレッドとポニーに乗って楽しんだ。
県スポーツ振興財団が主催し、ことしで3回目。乗馬クラブ「ライディングクラブ・グリーンオアシス」(同市平井)の平原美津枝さん(56)が「馬は後ろから追い掛けられたり、大きな声を出すと驚くので気を付けてね」と注意事項を説明。平原一樹クラブ長(56)がサラブレッドのミニモニ君に乗って、並足、早足、駆け足の模範演技を披露した。
その後、参加者らはミニモニ君とポニーの熊野君と古道君に順番に乗って広場を一周したり、写真撮影などを楽しんだ。同市狐島の古川実咲ちゃん(10)は「初めは振り落とされそうで怖かったけど、途中で楽しくなってきた。たてがみがふわふわで気持ち良かった」とにっこり。平原クラブ長は「和歌山は馬と接する機会が少ないので、触ったり、乗ったりすることで身近に感じてほしい。馬術などについても多くの人に知ってもらい、選手を目指す子が出てくるとうれしい」と話していた。
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