雪の中マラソン大会 新南小


雪の中、元気いっぱいスタートを切った児童たち

 立春を過ぎても厳しい寒さが続く中、 和歌山市木広町の市立新南小学校(全校児童300人、 桂木道雄校長)は9日、 校内と同市北出島の和歌山東公園でマラソン大会を開いた。

 同校では昨年11月ごろから大会に向けて毎日大休憩の5分間、 運動場を走る 「にこにこジョギング」 に取り組んでいた。 同校が中心市街地に位置し、 マラソンをする機会が少ないため、 昨年から目標を持って体力向上できるようにと始めたという。

 児童一人ひとりのマラソンカードを作り、 カードに描かれたイラストに走った回数分、 色を塗って仕上げる。

 この日、 4~6年生は同公園の球場内外で日ごろの練習の成果を発揮した。 児童は雪が舞い散る寒空の下、 鼻の頭を真っ赤にしながら、 元気いっぱい走っていた。

 1・5㌔を1位で完走した髙石沙知佳さん(12)は 「とっても気持ちいい。 タイムを狙うために2位を引き離すのが目標でしたが、 もうちょっとってところでした」 と悔しそうに話していた。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧