早春の根来路を快走 第6回岩出マラソン

岩出マラソン
ピストルの音で一斉にスタートするランナー

 第6回岩出マラソン大会 (岩出市、 市教委、 同大会実行委主催) が11日、 同市の根来若もの広場周辺コースで開かれ、 県内外から集まった大勢のランナーが早春の根来路を駆け抜けた。 平成18年4月の市制施行後、 毎年開催している大会。 年々参加者が増えており、 ことしは昨年より約80人多い2793人がエントリーした。 東は栃木県、 西は岡山県、 香川県からの参加があった。

 同広場で開会式が行われ、 この日で発生から1年が経過した東日本大震災と、 台風12号水害の犠牲者に黙とうをささげた。

 中芝正幸市長は「大会を通して互いの親睦と友好の輪をさらに広げて」とあいさつ。山本茂博県会議員、上野耕志市議会議長の祝辞に続いて、和歌山市立西脇中学校2年生の津田夏実さん(14)が「被災地では復旧、復興に向かって一歩一歩着実に歩んでいます。私たちランナーも人と人との絆を大切にし、走り抜くことを誓います」と選手宣誓した。

 男女一般の部(高校生以上)は同広場北側をスタートし、広域農道を紀の川市方面へ走り、 県道泉佐野打田線で折り返して同広場に戻る15㌔。 選手たちは中芝市長のピストルの合図で一斉にスタートし、 まだ冷たい風を切って日ごろの練習の成果を発揮していた。同広場には震災と台風被災地への義援金箱も設置された。結果は後日掲載。

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