海南、紀美野で華やかに夏祭り


夜空を彩る花火 (きみの夏祭り)

 海南市と紀美野町で14、 15日に夏祭りが行われ、 浴衣や花火といった風物詩が夏の夜を華やかに彩った。 お盆休みに合わせて開催された地元手作りの行事。 子どもからお年寄りまで多くの地域住民やふるさとに帰省した家族連れらでにぎわい活気にあふれた。

 下駄市 伝統漆器のまちで知られる海南市・黒江川端通りであり、 ゆかた姿コンテストには42組が出場。 それぞれうちわを手に涼やかな姿を披露し、 専門家の審査で13組が入賞した。 ステージは民商太鼓で幕を開け、 紀の川市の歌手・宮本静さんが歌う 「黒江からころ為の女」 のお披露目、 和太鼓や南中ソーラン、 「つつてん踊り」、 ライブで盛況。 通りに並んだ下駄の販売や露店には人だかりができていた。

 きみの夏祭り 文化センター・木の温もり広場であり、 町の人口1万人を超える1万6000人が来場。 司会の桂枝曾丸さん、 シンガー・ソングライターの小椋誠也さん、 歌手の河村一樹さんが会場を沸かせ、 地元の学生やサークルによるステージショーで盛り上がった。 盆踊りではやぐらを囲み、 「きみの音頭」 で熱気。 花火大会では1500発が夜空に美しく咲き、 来場者はうっとり見上げていた。

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