本格復旧へ意欲新た 大水害1年で仁坂知事
昨年の台風12号に伴う紀伊半島大水害から1年を迎え、 仁坂吉伸知事は3日の定例記者会見で 「亡くなった方々を悼む気持ちは永遠に終わらない。 本格復旧工事が終わり、 仮住まいの皆さんがついのすみかに移るまでは、 努力をゆるがせにしてはいけない」 とあらためて復興への意欲を示した。
同水害により県内では56人が犠牲となり、 5人が行方不明。 家屋を失い、 仮設住宅や公営住宅などで生活する人々は、 現在も123世帯に上る。
仁坂知事は、 住民の要望を踏まえた上で、 2年となっている仮設住宅の居住期間の延長や、 復興住宅の建設も検討する考えを示した。
道路などの復旧工事は、 那智川や日高川など大規模な砂防、 河川改修が必要な箇所を除き、 本年度中に工事件数の95%が終了する見通しとなっている。
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