男女340人 マリーナで出会い満喫


会話を楽しむ参加者たち

 和歌山青年会議所 (大城規史理事長) はこのほど、 和歌山市の和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパで、 わかやま魅力発見プロジェクト 「ポルトで出会い」 を開き、 市内を中心に未婚の男女約340人が参加。 マジックなどのアトラクションやフリートークを楽しんだ。

 参加者らは、 グループになり、 同施設内の宝探しゲームなどで親睦を深めた後、 レストランでお目当ての人らと会話を弾ませていた。 また、 番号が書かれたリストバンドが男女別に配布され、 同じ番号の異性を見つけると 「恋人たちの聖地」 で海を眺めながら、 同会議所と和歌山マリーナシティが提案したマグロを使った新名物 「ナン・デ・マグロ」 が食べられるという企画も楽しんだ。 参加者らは同じ番号の異性を見つけようと、 互いに声を掛け合っていた。

 市内の男性会社員 (24) は 「普段はこういった機会がないので新鮮。 メールアドレスの交換10件が目標」、 有田川町の女性 (23) は 「紙に書いたメールアドレスをもらった。 知らない人と話できるのが楽しい」 とにっこり。

 同会議所の創立55周年記念事業の一環。 市内で男女の出会いの場を提供し、 再び訪れたくなるような名所や地元の食材を使った名物を作り出すことで、 若者が大勢集まるまちへとつなげるのが目的。 参加費の一部は、 県児童養護施設協議会に寄付する。 「ナン・デ・マグロ」 は今後、 商品化する予定。

 同会議所のまちづくり委員会の野上浩幹委員長 (36) は 「予定の人数を超す申し込みがあった。 新たな仕組みづくりに取り組むことで、 まちづくりの一助になれば」 と話していた。

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