「市高デパート」にぎわう 18日まで


大勢の客でにぎわう会場

 和歌山市六十谷の市立和歌山高校 (楠井和樹校長) で17日、 毎年恒例の 「市高デパート」 が始まった。初日はあいにくの雨だったが、 開場前から校門前に約300人の列ができるなど、 大勢でにぎわった。 全校生徒765人が参加し、 食品や日用品など約1000種類の商品を販売している。 18日午後0時半まで。

 クラスごとに2~3店舗を担当し、 全体で54店舗が出店。生徒たちは商品の仕入れから決算までを体験する。 ことしは同校のマスコットキャラクター 「イッチー」 のぬいぐるみストラップと、 ミカンの皮ごと食べられるケーキ 「みかん丸」が初めて販売されている。

 毎年来場しているという同市栄谷の松嶋フミ子さん (66)は 「生徒らが頑張って販売している姿を見ると、 すごく元気をもらいます」。

 販売を担当している三木綺瑳良さん(15)は 「将来に向けて、 実際に販売することを学ぶいい機会です」。竹中寿英教諭は 「正確に販売する難しさを学んでほしい」 と話している。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧