GPは「大崎エビボール」 海南ご当地グルメコンテスト


賞状を手に西川さん㊨と笑顔の家族ら

GPは「大崎エビボール」 海南ご当地グルメコンテスト

 海南市観光協会 (中村哲三会長) の 「海南ご当地グルメコンテスト2012」 が25日、 燦々公園で開催され、 下津町大崎、 西川展子さん (42) の 「大崎エビボール」 がグランプリを受賞。 「母や家族、 地域の皆さんのおかげです」 と喜びを爆発させた。 海南のグルメを活性化しようと初の試み。今後、 市内の飲食店で販売が計画されている。

 「一度海南に行って食べたくなる…見て楽しく食べて美味しい。 そんな地元で愛され、 親しまれるご当地グルメ」 のレシピを募集。 60点が寄せられ、 1、 2次の審査を経て8点がコンテストの最終審査にノミネートされた。

 この日、 応募者らが会場で調理し、 出品。 一般来場者による試食と投票が行われ、 投票総数191票のうち 「大崎エビボール」 が61票を獲得した。 2位は41票で前田洋三さん (64) =名高=の 「紀州梅鳥ソースカツ海南さんしょうマヨネーズ」。 3位は26票で東浦あゆみさん (36) =小野田=の 「じゃこコロッケ」 となった。

  「大崎エビボール」 は地元で捕れ、夏のごちそうとして塩ゆでや天ぷらで食べられる小エビ 「エビじゃこ」 を使ったたこ焼き風の一品。バジルとチーズを組み合わたイタリアン風になっており、 オリーブオイルを少したらして食べる。

 西川さんは家族や友人、 地域の村おこしグループ 「元気大崎」 の仲間と共に作り、 受賞に 「先日亡くなった母が土地 (地元) でとれるもののおいしさを教えてくれました。 きっと喜んでくれていると思います」 と笑顔いっぱい。 「大崎はおいしいものがたくさんあって、 とっても美しい和歌山のエーゲ海。 みんなで力を合わせ、 元気に盛り上げていきたいです」 と話していた。

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