STARS優勝、全国へ スポ少バレー県女子決勝


優勝に大喜びするSTARSのメンバーら

 第10回全国スポーツ少年団バレーボール県女子決勝大会が2日、 海南市の拝待体育館で開かれ、 決勝でSTARS (海南海草) が3年ぶり2回目の優勝を飾った。 堅く粘り強い守備からの素早いコンビネーション攻撃がさえ、 全試合ストレート勝ち。 来年3月23日から26日まで4日間にわたって高知県で開催される全国大会へ県代表として出場する。 しんぽう写真館はこちらから

 7月に開かれた県大会のベスト8が出場し、 トーナメントで熱戦を展開。 STARSは1回戦で南部 (日高)、 準決勝で龍神 (西牟婁) を2―0で下し、 決勝でITO (伊都) と対戦した。 序盤からセッター・森本のトスワークが光り、 エース・西村の速攻を主体に得点。 隙を突いて硯、 鯨がアタックを決め、 終始リードする展開で試合を運んだ。 守っては西村、 硯、 鯨のブロックが炸裂し、 泉、 隅田が好レシーブを連発。 第1、 第2セットとも21―10で奪った。

 西村崇司監督は 「きっちりサーブレシーブをつなぎ、 センターからの速攻が決まっていた。 普段通りのプレーができたと思う。 よくやった」 と選手たちをたたえ、 全国大会へ 「夏は予選リーグで敗退しているのでもっとサーブ、 サーブレシーブの力を付け、 ベスト8以上を目指したい」 と抱負を語っていた。

 STARS以外で本紙エリアから出場した城北 (和歌山市) は龍神、 和佐 (同) はITOにいずれも初戦敗退。 STARSのメンバーは次の皆さん。

 西村崇司 (監督)、 土居久起 (コーチ)、 浜端成行 (マネジャー)、森本真佳、 西村美海、 硯実紅、 鯨優奈、 泉榛香、 隅田萌美、 野上里奈、 坂口珠世、 児玉有梨紗、田中利奈、 宮尾和華