和工B、那賀AがV 和歌山県高校7人制ラグビー交流会


タックルを振り切る和工B(プレートT決勝)

 第3回わかやまスポーツ伝承館杯2013・県高校7人制ラグビー交流会が21日、和歌山市毛見の紀三井寺公園補助競技場で開かれ、プレートトーナメントで和工B、ボールトーナメントで那賀Aが優勝した。15人制に比べ、攻守の切り替えが早く、スピーディーさが求められ、相手のタックルを振り切っての独走トライも圧巻だった。予選1位が激突したカップトーナメントは熊野が2連覇を飾った。

 2年後に迫った紀の国わかやま国体に向けたラグビー普及と、3年後のリオデジャネイロ(ブラジル)五輪での正式種目となる7人制ラグビーへ、より理解を深めようと2年前からスタートした大会で新宮、新翔以外の県内高校生ラガーがほぼ全員集合した。

 試合は12チームが4つのゾーンに分かれて予選リーグ(6分ハーフ)の後、順位別トーナメント(7分ハーフ)に臨んだ。選手は7人でも、グラウンドの広さは15人制と変わらないだけに、攻撃面ではパス、守備面ではタックルの正確さが求められた。選手個々の脚力や体力が得点に影響する競技で、選手たちも一つひとつのプレーをしっかり学びながら、楕円球を追い掛けていた。

 予選2位のプレートトーナメント決勝は、和工Bと近大和歌山Bが対戦した。和工Bは前半、2トライでリードを奪った。後半は両チームとも2つのトライを挙げ、追い上げる近大和歌山Bを和工Bが3点差で振り切った。同3位の那賀Aと和工Cが顔を合わせたボールトーナメント決勝は、那賀Aが前半3つのトライと正確なゴールキックで確実に得点を重ねた。後半に入り、和工Cも1トライで反撃したが、主導権を握った那賀Aが快勝した。

 和工Bのチームリーダー栗山選手は「みんなで頑張り優勝できてよかった。来年は後輩たちが、全部門優勝してくれると期待している。自分たちは15人制で花園を目指す」とし、那賀Aのチームリーダー吉田選手は「予選はチームのエンジンがかからなかったけど、トーナメントではエンジン全開、気持ちよくプレーできた。次は国体予選、花園を目標に頑張る」と、ともに意欲を示した。和工B、那賀Aのメンバー、各トーナメント結果は次の通り。

 《和工B》リーダー=栗山真揮▽選手=西浴誠、鈴木謙太、白樫幸記、丸山和紀、吉田秀、森下慧一郎

 《那賀A》リーダー=吉田昌弘▽選手=西中達、前西俊佑、石井良典、尾崎貴志、宮崎彰大、阪口龍之介、谷朋寛、坂口萩

 【カップトーナメント】準決勝=田辺17―0星林▽熊野33―31和工A◇決勝=熊野26―17田辺

 【プレートトーナメント】準決勝=近大和歌山B27―12和北▽和工B34―0那賀B◇決勝=和工B24―21近大和歌山B

 【ボールトーナメント】準決勝=和工C22―0合同(桐蔭、和東、有田中央)▽那賀A14―5近大和歌山A◇決勝=那賀A27―5和工C