坂田選手が初優勝 和歌山県ジュニア新体操選手権


中学生の部で初優勝を飾った坂田選手

 県ジュニア新体操選手権大会がこのほど、和歌山市中之島の県立体育館で開かれ、中学生の部でWMO新体操クラブ(同市)の坂田理緒選手=東和中3年=が初優勝を決めた。ボールとフープの2種目を、いずれも1分30秒という規定時間内で演技を競い、坂田選手はリズミカルな曲に合わせて、華麗な舞を披露。総合得点ではただ1人20点を超え、WMOのチームメート5人と共に、近畿大会の出場切符を手にした。しんぽう写真館はこちらから

 競技は小中学生のいずれも個人の部で行われ、動きの正確さや質の高さ、バランス、難度の出来栄えなどの項目で審査された。

 小学4年生から新体操を始めた坂田選手は、WMOで岡本真理代表の指導を受け、着実にレベルアップした。今大会では、早いテンポの曲に合わせて自由や力強さを表現、総合得点で21・3を獲得、準優勝の平選手(みなべ)に1・6点差をつけ、念願のクイーンに輝いた。坂田選手は「初優勝できうれしい。細かい部分でミスもあり、課題も残ったが、近畿大会までには失敗した箇所を練習し、決勝に進出できるように頑張る」と新たな目標へ意欲を示した。

 近畿大会は8月31日から2日間にわたって和歌山ビッグウエーブで開催され、県内からは個人でWMOに、みなべの3人を加えた小中学生9人、団体で田辺中と同ジュニアクラブが出場する。個人代表9選手の県選手権成績は次の通り。

 【中学生】①坂田理緒▽フープ10・6点▽ボール10・7点▽総合21・3点②平百々(みなべ)9・7点、10・0点▽総合19・7点③田尻彩衣(WMO)▽8・1点▽8・05点▽総合16・15点④田尻夏菜(同)▽7・3点▽8・0点▽総合15・3点⑤濵田瑠美奈(同)▽7・0点▽4・75点▽総合11・75点⑥前田桃歌(同)▽6・25点▽4・5点▽総合10・75点

 【小学生】①西山雛希(みなべ)▽8・8点▽8・65点▽総合17・45点②森本妙(同)▽7・55点▽8・65点▽総合16・2点③板原珠里(WMO)▽7・2点▽7・1点▽総合14・3点

 ☆WMO新体操クラブ=和歌山市内では唯一の新体操クラブで、指導は岡本代表が務めている。小中学生だけでなく高校生や一般の参加もあり、毎週次の会場で活動している。見学や練習体験も大歓迎。希望者は各会場で申し込めばOK。

 月曜=広瀬小▽火曜=本町小▽木曜=県立体育館▽金曜=新南小▽土曜=健康館(本町小は午後6時半~9時、健康館は午後1~5時、他は午後5時半~9時)

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