「必ず営業再開します」 火災の老舗カレー屋
店舗の休業を知らせる張り紙
今月21日夕方、和歌山市新雑賀町の東ぶらくり丁内でファンに愛された創業50年の老舗「カレーショップバラ本店」の2階から出火した火災で、店舗は当分の間休業するが、営業再開を目指すことが同店関係者の話で分かった。
現場の店舗入り口などには、「しばらく休業します」との張り紙。全焼した2階部分は、そのままの状態で残されている。
火災を知らずに訪れた近くで勤務する男性会社員(40)は「5年ほど前から、月に3、4回は食べに来ていました。休業は残念ですね」と早期の再開を期待していた。
同店によると、客席があった1階部分は、燃えることはなかったものの、消火作業の放水により、機器が水没し、使用できない状態という。継ぎ足しながら味を守ってきた秘伝のルーは、他店舗にも分散して調理しているため影響はないという。同店関係者は「同じ場所か、移動するかは検討中ですが、必ず営業を再開しますので待っていてください」と語った。
出火原因は、2階で煮ていたカレー鍋の肉の脂が発火したという。
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