吉本が「劇団海南座」旗揚げ 団員募集

「一緒にいい舞台つくりましょう」とわんだーらんど(中央)ら
「一緒にいい舞台つくりましょう」とわんだーらんど(中央)ら

 吉本興業㈱は、住みますプロジェクト第2幕として、「よしもとふるさと劇団」プロジェクトを全国でスタートさせた。県内では、海南市・紀美野町などを活動拠点とし、地元の魅力を全国各地へ発信しようする民間団体「Kプロジェクト」の協力で、「ふるさと劇団海南座」を旗揚げ。7日、海南市船尾の田島漆店で近畿エリア初となる劇団旗揚げ会見を行った。

 会見では、座長、副座長を務める和歌山住みます芸人の「わんだーらんど」が「皆さんに楽しんでもらえる、面白い舞台を作れるように頑張りたい」とあいさつ。応援隊を務める「銀シャリ」や、後見人の桂枝曾丸さんも参加し、笑いを交えて意気込みを語った。

 吉本の構成作家と共に、わんだーらんどの谷坂さんも脚本を手掛ける。黒江の漆器や鈴木姓の発祥地など、海南市の良さを伝えられるような芝居で、笑いだけでなく感動を伝えられる作品になりそうだ。銀シャリも出演する予定。

 「ふるさと劇団海南座をつくる会」では劇団員を募集している。俳優、裏方、マネジャー、スタッフなど、劇団に関わりたい人を大募集。条件は、海南・和歌山を愛し、黒江での練習や来年3月8日の公演に参加できる人。年齢は問わない。

 わんだーらんどの2人は「経験など気にせず、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、海南が好き、和歌山が好きという熱い思いを持って、応募してください」と呼び掛けている。

 応募はメールで、住所、名前、年齢、電話番号と題名に「ふるさと劇団・海南座劇団員応募」と書いて、同会(kproject20120521@gmail.com)へ。問い合わせは松本さん(℡073・495・2573)。締め切りは今月30日。

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