第3回ジビエウィーク 来月、和歌山県内60店で


鹿肉の骨付きタンドリー㊤と鹿肉のラグーナ ポレターノ

おいしい「わかやまジビエ」を召し上がれ――。県産の野生のイノシシ肉とシカ肉を使った多彩な料理が味わえる「第3回ジビエウィーク」が2月1~28日の1カ月間、県内の飲食店や宿泊施設60店舗で開催される。食べてアンケートに答えると、抽選で宿泊券や参加各店の協賛商品などが当たるチャンスもある。

県や㈱JTB西日本和歌山支店和歌山ジビエプロモーションチームが主催し、3年目を迎える好評の企画。今回は飲食店、ホテルなど54店と精肉店6店が参加し、各店が工夫を凝らしたステーキやグリル、煮込み、キッシュ、鍋、カレーなどジャンルも多彩なメニューが提供される。前回は期間中に約1800食を提供し、今回は2000食を目指す。

ジビエ料理を注文してアンケートに答えると、抽選で、1等ホテルグランヴィア和歌山ディナー付きペア宿泊券(1人)、2等JTB旅行券1万円分(3人)などが当たる。3等は参加各店の協賛商品で、食事券や飲食のサービスなど内容はさまざま。

県は「わかやまジビエ」の流通を拡大するため、今月から全国の都道府県で初となる肉質の等級制度、食肉処理施設の衛生管理認証制度を導入するなどの取り組みも進めており、畜産課は「より安全で高品質なジビエを食べてもらいたい」と話している。

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