JAビルのイベント広場「アグリテラス」オープン
「アグリテラス」で開かれたオープニングイベント。円内は作品が採用された根来君
昨年末に完成した県JAビル(和歌山市美園町)の1階と入り口前に併設されたイベント広場の名称が「アグリテラス」に決定し、1日、オープニングイベントが開かれた。同広場は今後、各イベントで使われる他、各JAの特産物紹介コーナーとして一般開放する。
広場の名称は、昨年夏に一般から募集。233点の応募の中から、南広小6年(広川町)の根来真弥君(12)の作品が選ばれた。農業(アグリ)、人々が集うフロア(テラス)と農業に明るい光がテラス(照らす)ようにとの思いが込められた。
地域住民ら100人以上が集まったイベント会場では、特設ステージ上でJA和歌山中央会の中家徹会長から根来君に表彰状が手渡された。
桂枝曾丸さんとのトークショーに出演した根来君は、名称決定について「この名前が未来に受け継がれていくと思うとうれしいです」と喜んだ。中家会長は、「50年ぶりに建て替えられたJAビルが地域発展の起爆剤になるように、多くの人たちに(ビルやアグリテラスを)利用してもらいたい」と述べた。
この日はその他、会場で、県指定無形民俗文化財「野中の獅子舞」の演舞、各JAのゆるキャラ紹介、じゃんけん大会などもあり盛り上がった。
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