チーム和歌山応援団発足 きいちゃんステーション開設

きいちゃんステーションのオープンに訪れた(左から)平阪さん、岩出さんら 
きいちゃんステーションのオープンに訪れた(左から)平阪さん、岩出さんら 

 紀の国わかやま国体・大会の県選手団を応援する組織「チーム和歌山応援団」が9日、結成された。記念イベントがJR和歌山駅前のJAビルで行われ、同駅ビル内の「WAKAYAMA MIO」には、両大会マスコット「きいちゃん」のグッズ販売などを行う「きいちゃんステーション」がオープンした。

 県総務企画課によると、同応援団は、県民をはじめ県選手団、両大会を応援する人が参加できる。

 記念イベントには、新宮市出身でラグビー大学選手権で史上初の5連覇を達成した帝京大監督の岩出雅之さん(55)と両大会イメージソングを作詞・作曲したウインズ平阪さん(55)が出席し、下宏副知事から応援団長に委嘱された。岩出さんは「選手の夢をかなえる力、和歌山の多くの人々がつながる力になれるよう頑張りたい」、平阪さんは「音楽を通して選手がつらい時に励ましたり、夢をつかんだ時に盛り上げたりできればうれしい」と話した。

 団長にはもう一人、元体操女子日本代表の田中理恵さんが就任し、ビデオメッセージを寄せた。

 また席上、応援団員に証明書を発行するシステムがリコージャパン㈱から贈呈された。同システムは、自分の写真と手書きの応援メッセージ、きいちゃんなどを合成した画像を作成でき、出来上がった写真がプリントされた証明書がその場で発行される。11日まではJAビルに設置され、その後はきいちゃんステーションのイベントと連動して活用される。

 イベントではこの他、和歌山大学付属小学校2年生による国体ダンスの披露、プロバスケットボール「和歌山トライアンズ」のチアリーダーによるパフォーマンスなどがあり、会場を盛り上げた。

 きいちゃんステーションはMIO1階に設置され、テープカット、内覧会に続き、開店を待って列を作っていた一般客が来場し、買い物を楽しんだ。ぬいぐるみやシール、マグカップなど約110種類のきいちゃんグッズが並び、今後も種類は増える予定。

 


チーム和歌山の応援で国体ダンスを踊る子どもたち