センバツへ海南、智弁の壮行式
甲子園に向けて抱負を述べる海南の矢須主将㊤、智弁和歌山の長主将
21日に開幕する春の甲子園、第86回選抜高校野球大会に県内から出場する海南高校と智弁和歌山高校を激励する壮行式が17日、県庁前広場で開かれた。
27年ぶり17回目の出場となる海南高校の矢須健介主将(2年)は「感謝の気持ちを込めて、全力プレーと全力疾走で思い切りのいい野球をしたい」、3年ぶり11回目の智弁和歌山の長壱成主将(2年)は「夏の悔しさをバネに県民の期待に応えられるよう精一杯プレーしたい」と決意を述べ、海南の森本直寿監督(54)、智弁和歌山の嶋仁監督(67)に花束が贈られた。
仁坂吉伸知事は「決勝戦で両校を応援したい。それが私の願いです」と両校を激励した。
壮行式には両校の関係者や多数の来賓が出席し、甲子園での和歌山旋風に熱い期待を寄せた。
式の後、海南は神出政巳海南市長、智弁和歌山は大橋建一和歌山市長を訪問し、激励を受けた。
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