新構造社和歌山支部展 4日まで
表現豊かな力作が並ぶ
全国的な美術団体「新構造社」の和歌山支部は4日まで、和歌山市の県民文化会館県民ギャラリーで第54回支部展を開いている。
東京で9月に開かれる第86回新構造展に出品予定の大作を中心に、県内の約30人が洋画やデッサンなど約80点を出品。知事賞に選ばれた、格子に着眼した岩橋勝さんの油彩「格子」をはじめ、和歌山市長賞を受賞した山本祐也さんのエネルギーみなぎる抽象画「汐」などが並び見応え十分となっている。
南出豊樹支部長(85)は「絵とともに自身も成長できるような活動を目指しています。20代から80代まで型にはまらない面白い絵が並ぶのも、この展覧会の見どころの一つです」と話している。
訪れた名草小学校4年生の3つ子兄弟、永浜颯太君(9)、翔平君(9)、航佑君(9)は「こんな風に描けたらいいな」「色がきれいで、まるで本物みたいなのもある」と見入っていた。
午前9時半から午後5時(最終日は3時)。
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