海南市とジェイコムが災害情報の協定

 海南市は16日、大阪市に本社を置くケーブルテレビの㈱ジェイコムウエスト(中井芳紀代表取締役社長)と㈱ジュピターテレコム関西メディアセンター(山下幸之センター長)の3者で、災害時等の緊急放送に関する協定を締結した。

 協定に基づき、地震や台風などの災害発生時にはケーブルテレビを通じ、緊急災害情報を市民に向けて迅速に提供する。市による緊急情報の提供要請に基づき、放送中の画面に文字テロップとして流れる。
 市役所で行われた締結式には神出政巳市長、中井社長、山下センター長が出席し、協定書に署名、調印。手を取り合い、神出市長は「情報発信手段の充実を図ることができ大変心強く感じています。災害時に一人の犠牲者も出さないため、そして的確に情報発信ができるようよろしくお願いします」と協力を求めた。
 中井社長は「きめ細かな情報を24時間365日体制で、活用がないのが一番ですが、万一の時は緊密に連携して提供します。地域密着を持ち味に発信していきたい」と約束。山下センター長が画面の表示について説明した。

迅速な情報発信へ手を取り合う(左から)中井社長、神出市長ら

迅速な情報発信へ手を取り合う(左から)中井社長、神出市長ら

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