教職員の視野を広く 平成紀の川塾が開講
教職員の視野を広げ、教育の現場に生かそうと、紀の川市内の教職員を対象にした「平成紀の川塾」が26日、市立名手小学校を会場に開かれ、参加した教職員が教養を深めた。
同市教育委員会が主催。同塾は平成21年度から始まり、市にゆかりのある医師や経営者らを講師に招いて実施している。本年度から保育所や保育園、小学校の連携強化をより一層図ろうと、保育園や幼稚園の教員にも参加を呼び掛けた。教職員には最低1回以上、いずれかの講座への参加を義務付け、6月から12月にかけて計5回の講座を開いていく。
同日の講座では「保育園の現状と小学校との連携」と題し、社会福祉法人陸美会名手保育園の忠岡美弥園長が講師を務めた。忠岡園長は、同園の1年間の流れや勤務態勢を説明。陸美会の職員46人を対象にしたアンケート結果を基に、小学校との共通点や違いについて話し、共通点で最も多かったのは「集団生活の場」で33%、違いでは「育つ部分が違う」で48%だったことを紹介した。
また、小学校との連携で望むこととして、32%の職員が、職員同士の情報、意見交換を挙げていることにもふれ、「子どもたちの不安や心配を取り払えるように取り組んでいきたい」と話した。

保育所と小学校の連携について考えた講座
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