原爆の惨状伝える 県庁でパネル展開催
6日と9日の原爆忌を前に、原爆投下後の被害状況などを広く県民に周知する写真パネルの展示が15日まで、県庁本館と北別館の2階連絡通路で行われている。
2014年度から県の主催で毎年実施。通路には18枚の写真パネルを並べ、手当てを待つ間、生後4カ月の赤ん坊に乳を含ませる母の姿や雪を食べる孤児、亡くなった弟を背負い、直立不動で焼き場に立つ少年など、原爆の悲惨さを伝えている。
県健康推進課は「パネル展を通して、原爆による健康被害に苦しまれている方々がいることを分かってほしい」と話している。
展示時間は平日の午前9時から午後5時45分まで。問い合わせは同課(℡073・441・2640)。
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