横断歩道は歩行者優先 秋の交安運動で啓発

 秋の全国交通安全運動の初日となった21日、和歌山東署は和歌山市のJR和歌山駅前周辺で街頭啓発活動を行った。

 交通安全協会、地域交通安全活動推進委員、交通安全母の会、大新交通少年団、和歌山市、交通指導員、大学生ボランティアの「交通安全大使ソレイユ」ら約50人が参加。

 今秋の交通安全週間の重点運動の中でも県警が注力する地域重点課題の「横断歩道における歩行者優先の徹底」を中心に啓発。昨年のJAF調査によると、信号機のない横断歩道での車の一時停止率は県が1・4%と全国でワースト3位という結果という。

 ドライバーに対するマナーの向上に重点を置き、信号待ちをしているドライバーや道行く人へ啓発グッズを配り「横断歩道は歩行者優先」と注意喚起した。

 参加した交通安全母の会の瀧本三喜さんは「一般道でも後部座席でシートベルトを着用をしていないと車外へ投げ出されてしまう場合もあるので、近所の人などへ呼び掛けようとこの活動をして感じた」と話した。

 東警察署の竹中将之交通課長は「歩行者にやさしい運転を心掛けてもらい、少しでも事故が減るようになれば」と安全運転を呼び掛けた。

 秋の全国交通安全運動は30日まで行われる。

信号待ちのドライバーへ呼び掛ける署員

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