IR誘致に向けて ワーキンググループ発足
和歌山県の地域観光産業の促進に資する事業開発や統合型リゾート(IR)の整備事業に取り組んでいくことを目的に、和歌山市で「和歌山ワーキンググループ」が発足。同市十一番丁の城善建設㈱で第1回会議が行われた。
全国組織で会員数114社を数える一般社団法人日本観光・IR事業研究機構(山内弘隆理事長)に設けられたもので、地域観光推進室のある6地域(横浜・大阪・長崎など)にも立ち上がっている。会議には、同機構の会員企業と地元企業を合わせて約50人が出席した。
和歌山ワーキンググループ長を務める㈱紀伊ふるさと創生研究開発機構の依岡善明会長は「和歌山はIRに関して反応が薄い。誘致に向けて盛り上げていきたい」とあいさつ。続いて同機構の池田剛事務局長が機構の活動内容やオペレーターと呼ばれる海外のカジノ運営業者の動きと今後の関わり方を解説。マカオやラスベガスなど世界の主要なIRとは違った地方都市のIRとして、和歌山らしさを出したオリジナリティーの必要性を強調した。
その後、同機構地域観光推進室長の杉村誠さんが近隣地域や周辺自治体と連携して話し合い、観光の質を向上させていくことの大切さを訴えた。
発足会議後は情報や意見を交換し交流を深める懇親会が開かれた。
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