ワクチン予算を専決 和歌山市が2億円
新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、和歌山市は25日、コールセンターの開設・運営や医療従事者への優先接種など早期に必要な予算2億496万1000円を市長専決処分とした。
市によると、専決処分した予算のうち1億3162万2000円が2020年度分、7333万9000円が21年度の債務負担行為分。主な用途として、コールセンター開設・運営経費1億372万3000円▽医療従事者などへの接種に関する経費4557万1000円▽接種クーポン券の印刷・封入経費1151万6000円▽予防接種台帳の改修経費997万3000円――などとなっている。
ワクチン接種に関する総事業費は約15億9000万円を見込んでおり、残る約14億6000万円(債務負担行為含む)は21年度当初予算に計上する。
また、市が21日に新設した新型コロナワクチン接種調整課は、現状の正規職員5人に加え、2月1日から会計年度任用職員2人を増員し、7人体制となる。
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