ウクライナに100万円 中古車販売商工組合
和歌山県中古自動車販売商工組合は、ロシアによるウクライナ侵攻への人道支援として義援金100万円を現地に送ることを決め、掛下𠮷三理事長らが4日、和歌山市役所を訪れて尾花正啓市長に目録を手渡した。義援金は日本赤十字社に寄付される。
組合には県内の中古車業者42社が加盟。組合からの義援金拠出は加盟社の賛同を得て実現した。多くの義援金が集まる呼び水になればとの思いから、今回は市を通じて寄付することになった。
自らの戦争体験はないものの、母親から当時のことを伝え聞いていたという掛下理事長は「戦争は悲惨なもの。遠い国のことであっても、一人の人間としてできることをしたいとの思いから決めた」と話し、加盟社も同じ気持ちで賛同してくれたという。
尾花市長は「核兵器をちらつかせるロシアの侵略は許せないことであり、市でも3日に募金箱を設置した。今回の義援金はありがたい」と感謝を述べた。
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