共産の前氏立候補へ 参院選和歌山選挙区
共産党県委員会は18日、今夏の参院選和歌山選挙区に党県常任委員の前久氏(65)を擁立すると発表した。
前氏は古座川町出身。南九州大学園芸学部を卒業し、和歌山西部民主商工会、党県委員会勤務などを経て2012年から現職。参院選和歌山選挙区には1992、95年に続き3度目の立候補となる。
前氏は2019年の前回参院選でも立候補を表明したが、1人区で野党候補を一本化する共闘により、取りやめた経緯がある。党県委員会は、今回は前氏を野党統一候補として擁立する協議を進めるとし、選挙戦ではIR誘致の反対、農林漁業と中小業者の振興などを掲げて戦うとしている。
参院選和歌山選挙区にはこれまでに、ゲーム会社社員で「NHK受信料を支払わない国民を守る党」新人の遠西愛美氏(37)が立候補を表明し、自民党現職の鶴保庸介氏(55)=4期=が党の公認を受けている。
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