嫁入り行列も 4年ぶりに青洲まつり開催へ
世界で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術に成功した和歌山県紀の川市出身の外科医・華岡青洲の偉業を後世に伝える「青洲まつり」(同実行委員会主催)が29日、同市西野山の道の駅「青洲の里」や春林軒などで4年ぶりに行われる。
「青洲時代行列」やステージイベントなどがあり、同市フルーツ大使を務める俳優の楠見薫さんも参加し、祭りを盛り上げる。同市では「『ようおこしなして』という、おもてなしの気持ちを大切に、子どもからお年寄りまで、楽しんでもらえるイベントを盛りだくさんに計画しています」と来場を呼びかけている。
青洲の妻である加恵の嫁入りを再現した時代行列では、青洲役、加恵役を、和歌山市や紀の川市出身の大学生が務める。40人の一行は旧名手本陣を出発し、青洲の里までの約1㌔を練り歩く。
小雨決行。荒天中止。午前9時半から午後4時まで。問い合わせは実行委員会事務局(紀の川市役所観光振興課内、℡0736・77・2511=代表)。
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