年に一度のお買い得 紀州漆器まつり盛況
和歌山県海南市黒江で、紀州漆器や飲食などが楽しめる「第35回紀州漆器まつり」が4日、始まった。5日も実施する。
川端通りに産地問屋15社がずらりと並ぶ年に一度の大漆器市。盆や弁当箱、箸、茶わんなどが特別価格で購入できる。
初日に訪れた人たちは両手いっぱいになるほど買い物を楽しみ、活気にあふれた。小川由漆器のブースでは、普段800円や400円の箸が200円に、スプーンは100円などと、お得な漆器まつり価格になっている。
同店の小川真奈さん(29)は「漆器をわいわいと楽しみながら選んでくれていてうれしい。正月に向けて見にきてもらえたら」と笑顔で話していた。
焼き餅や綿菓子などの飲食が楽しめるうまいもの横丁や、しらすやミカンなどの特産品、輪投げや射的などの縁日ブースもある。
5日午後1時(午前10時受付)からは、うるわし館でミニ四駆大会「紀州漆器CUP」も開かれ、同地区周辺では、職人や作家の作品に触れることができる体験型イベント「黒江るるる」も楽しめる。
紀州漆器まつりは午前10時から午後4時まで。

お気に入りを見つけ手に取る買い物客
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