街の美化、マナー向上へ JTが和駅喫煙所改修
日本たばこ産業(JT)㈱和歌山支社は、和歌山市のJR和歌山駅西口の喫煙所を改修し、一新した喫煙設備一式を寄贈。23日に市役所で寄贈の受け入れ式があり、同支社の米倉健支社長が尾花正啓市長に目録を贈呈し、尾花市長から感謝状を受け取った。
同支社はこれまで和歌山城、四季の郷公園、南海和歌山市駅、JR和歌山駅にスタンド式の灰皿を設置した喫煙所を市に提供。
利用客が多いJR和歌山駅では、スペースが狭く、喫煙所の外でたばこを吸うマナー違反者もいたことから、環境美化に良い影響を与える喫煙所に改修しようと、市と同社が昨年から話し合いを進めてきた。
新しくなった喫煙所は今月20日に着工し、23日に完成。これまでの6坪から9坪に面積を拡大し、高さ2・4㍍のパーティションを設置。和歌山市の観光名所のパネルやポスターなどを掲示し市の魅力も発信している。
尾花市長は「JR和歌山駅は市の玄関口として多くの市民や観光客が訪れる場所。喫煙マナーの向上につながり、喫煙しない方にも分煙になり、大変ありがたい」と感謝。
米倉支社長は「喫煙所の暗くて、汚いというイメージから、明るく広いスペースに生まれ変わった。観光誘致やマナー啓発など、付加価値をつけ、たばこを吸う方、吸われない方の協調社会を目指し、引き続き取り組んでいきたい」と話した。
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改修された喫煙所
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尾花市長㊧に目録を贈呈する米倉支社長
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