6年間の感謝を壁画に 砂山小児童が卒業制作
和歌山市立砂山小学校(同市砂山南)がことしで100周年を迎えるにあたり、6年生54人が卒業制作として1カ月かけて壁画を描いた。
卒業式の約2週間前に完成した壁画は、30㍍以上にわたって正門周りを華やかに彩っており、「WE LOVE WAKAYAMA」をテーマに、和歌山城や那智の滝など、県の魅力がふんだんに描かれている。
新型コロナウイルスの影響で、本年度は修学旅行の行き先が紀南に変更。紀南を巡る中で児童らが発見した県の魅力を表現したといい、赤澤文隆君(12)は「和歌山のいいところをたくさん描けて良かった。6年間の感謝の気持ちを込めて描きました」と笑顔。
学年主任の伊東快剛(よしたか)教諭は「コロナ禍でできなかった行事もあったけれど、思い出に残ることができて良かった。地域を明るくする壁画となればうれしいです」と話した。
小杉栄樹校長によると、100周年記念行事は11月30日に予定しているという。
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