90代女性が死亡 新型コロナ新規感染は14人
和歌山県は19日、10~70代の14人が新型コロナウイルスに感染し、入院していた田辺保健所管内の90代女性が亡くなったと発表した。県内の感染者は累計2517人、死者は36人。これまでの感染者のうち新たに20人が変異株陽性と分かり、累計654人とった。
亡くなった女性は、入院患者や医療スタッフの感染でクラスター(感染者集団)に認定された「医療法人外科内科辻医院」(田辺市上屋敷)の入院患者。4月19日に陽性が判明し、酸素投与を受けていた。
新規感染者14人の保健所管内別の内訳は、和歌山市7人、海南1人、岩出1人、御坊2人、田辺2人、奈良県1人。このうち和歌山市の60代男性が重症となっている。
新たに31人が退院し、入院患者は161人。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が11・2人、和歌山市は14・9人。
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