人流次第で「まん延防止」も 知事が要請示唆
仁坂吉伸和歌山県知事は24日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な状況にあることにふれ、改めて県民に不要不急の自粛ととともに、保健所の検査への協力を呼び掛けた。
感染力の強いオミクロン株に対し、仁坂知事は「いろんな可能性を探っている」とした上で、国への「まん延防止等重点措置」適用の要請については、「絶対にしないとは言っておらず、必要かどうかをずっとチェックしている」と話した。
25日にも大阪の同措置適用が決定することを受け、「前回同様、人口が県の8倍ある大阪から人が流れてきたら、防御線を張る観点からまん防の適用が必要になるかもしれない」との考えを示した。
また、積極的な疫学調査の強化や、迅速なワクチン供給などを挙げ、「保険医療行政が蛇口を閉め続け、できるだけ感染者数を減らすことが大切」などと述べた。
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