第70回「市展」始まる 和歌山城ホールで
和歌山市などが主催する第70回市美術展覧会(市展)が24日、同市七番丁の和歌山城ホール・展示室で始まった。
初日は関係者や来賓らがテープカットし、約1カ月にわたり行われる市展の開幕を祝った。会場では、来場者が力作ぞろいの作品をじっくりと鑑賞。多彩な筆致や細部にまで工夫を凝らした作品を堪能していた。
ことしの一般応募は7部門で222点あった。29日まで開催中の第1会期は、日本画、工芸、いけ花の3部門で、入賞・入選の他、招待や審査員作品などを含む80点が並ぶ。
作品を鑑賞した、海南市の日本画サークルに所属する服部トミ子さん(73)さんと廣谷八重さん(57)は「迫力があり、レベルも高い。色や筆遣いなど自分の作品の参考にしたい」と笑顔で話していた。
今後の予定は「書道」(31日~9月5日)、「洋画」(9月7~12日)「写真・彫塑」(9月14~19日)。全会期で、一般の部入選・入賞作品、無鑑査・招待・審査員の作品の計412点が展示される。
午前10時から午後5時まで。各部門の入賞者は後日紙面に掲載。
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