一人で悩まないで キワニスが虐待防止啓発
全国のキワニスクラブが地域で奉仕活動を行う日「キワニス・ワンデー」に合わせて、和歌山キワニスクラブは1日、和歌山市のJR和歌山駅周辺で子どもの虐待を防ぐための街頭啓発運動を行った。
会員18人をはじめ、県警本部人身安全対策課や少年補導員、市立少年センター、同加太中学校、同有功中学校、同西浜中学校の生徒ら約60人が参加。
「まもろうその子供の笑顔を」などと書かれたプラカードを持った生徒らが、「虐待防止キャンペーンやってます」などと元気な声で駅やバスの利用者らに呼び掛け、虐待についての連絡や相談ができる機関が記されたポケットティッシュ1000個を配った。
有功中学校3年の福元みずきさん(14)は「みんなが楽しく暮らせる社会と、悩んでいる子どもたちが声を出して助けを求められる環境になれば」と願った。
同クラブの坂本暁史会長(61)は「子どもたち自身も何かあった時に1人で悩まず相談できるということを知り、これを機会に意識を高めてもらいたい」と話した。
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