紀州の夏を盛り上げ ぶんだら節4団体を表彰
8月5日に和歌山城周辺で開かれた第55回紀州おどり「ぶんだら節」の審査結果が発表され、受賞4団体の表彰式が8月30日、和歌山市役所で行われた。
コロナ禍による中止や開催時期の変更を経て、4年ぶりに恒例の夏の開催となり、延べ約5万人の観客でにぎわう中、53連4500人が踊った。
市内の報道関係者ら5人の審査で、ぶんだら華やか賞に「キャサリン・ラビット」、ぶんだら技あり賞に「よさこい遊師 今宵あなたと踊り隊」、ぶんだら元気賞に「明治安田生命保険相互会社 和歌山営業部」が選ばれた。3組は今回が初出場。来場した市民らの投票で決定するぶんだら市民賞は、「和歌山バトンBチーム」が獲得した.
表彰式では、尾花正啓市長と市紀州おどり実行委員会の宇治田良一会長が、各団体の代表者に賞状と盾を贈呈。尾花市長は「最大のパフォーマンスを披露し、それぞれの魅力でぶんだら節を盛り上げていただき、ありがたい」と受賞連に感謝した。
明治安田生命保険相互会社和歌山営業部の宮本さやかさん(38)は「賞を取りたい、楽しみたいと毎日練習した。踊りを終えたみんなの笑顔を見て感動し、絆が深まった。来年も参加したい」と謝辞を述べた。
昨年発足した50歳以上のシニアチアダンスチーム「キャサリン・ラビット」の赤松佐由利さん(62)と城向博子さん(74)は、「暑かったけど笑顔でみんなと踊れて楽しかった。来年はもっと派手に、華やかに踊りたい」と話し、受賞を喜んだ。
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