県内インフル流行入り シーズン当初から
和歌山県は15日、今月4~10日の第36週に、県内がインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表した。インフルエンザは第36週から翌年の第35週までを1シーズンとしており、14年ぶりにシーズン当初からの流行入りとなった。
県健康推進課によると、4~10日に報告された患者数が、流行の目安となる1定点医療機関当たり1人を上回る3・71人となった。
保健所別では新宮が11人で最多、田辺が6・29人、御坊が4・33人と続き、県南部に多い傾向がみられる。
本紙エリアは、和歌山市が3・80人、海南が1・67人、岩出が1・17人となっている。
例年より早く患者数の増加が見られており、同課は、咳エチケットの徹底、こまめな手洗いや換気の実行、室内の湿度を適切な50~60%程度に保つことなど、予防対策を呼び掛けている。
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