中学生が先生に!? 和歌浦小で租税教室
アタッシュケースを持ち上げる児童たち
中学生が小学生に税の大切さや役割を教える租税教室が5日、 和歌山市の和歌浦小学校 (中村民樹校長) で開かれた。
和歌山税務署が6年生70人を対象に開催。 同校で職場体験中の明和中学校 (細田能成校長) 2年生5人が講師を務めた。
2組 (35人) では河合繭さん (13) と山口音々さん(13) が講師役。 2人はスライドを使って税金の種類や、 税金が公園など自分たちの身近な所で使われていることを紹介し、 「税金はみんなの暮らしが豊かになるように使われている」と話した。
模擬紙幣1億円が入ったアタッシュケースも登場し、 児童たちは「すごい」と歓声を上げ、 順番に持ち上げていた。
西本萌詠さん (11) は「買い物に行った時の5%の消費税の意味が分かった。 いろいろな所で使われていると知った」とにっこり。 河合さんは「質問に答えてくれるのがうれしかった。 いい経験になった」、 山口さんは「授業をする先生は大変やと思った。 でも楽しかった」と話していた。
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