大型外国客船が初入港 1800人が和歌山観光
1824人もの乗客を乗せた「コスタ・ビクトリア」
県内初の入港となる外国客船が11日朝、 和歌山市西浜の和歌山下津港に入港した。
入港したのは、 イタリアのコスタ・クルーズ社が運航する客船 「コスタ・ビクトリア」 (全長252㍍、 客室964室、 重さ7万㌧、 乗組員790人)。 日本韓国観光の一部に組み込まれた。
乗客は中国人を中心とした1824人。 この日は、 和歌山マリーナシティ、 和歌山城などを散策する和歌山市、 千畳敷などを見学する白浜町、 金剛峯寺などを回る高野町の3コースのどれかで観光した。 その後、 ジャスオーケストラによるバンド演奏で見送られ午後5時に帰航した。
同客船誘致は、 県が同社に働き掛け1年前に決定。 「関西の航路上では、 和歌山下津港が地理的に近く、 優位にある」 と判断されたとみられている。 県港湾空港局の山下雅己局長 (58) は 「大型客船は大人数なので誘致できれば経済効果も高い。 今後も積極的に誘致したい」 と話した。
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