殿村金物店が破産申請へ 負債総額1億円
㈱東京商工リサーチ和歌山支店によると、㈲殿村金物店(和歌山市東仲間町、殿村圭司社長)は5日、事業を停止し、破産申請の準備に入った。負債総額は1億円。
同社は明治45年創業。建築用金物を主力に工具類の販売を手掛け、大手ゼネコンや地場建設業者などに営業地盤を形成。平成7年5月期には年商6億5500万円を計上した。しかし、建設市況低迷や同業者との競合、マンション関連受注の減少により、24年5月期には年商2億6000万円まで低下し、債務超過に陥った。さらに、ことし7月に民事再生を申請した上起建設㈱に不良債権が発生するなど、急速に資金繰りが悪化した。
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