ベニーに氷のプレゼント/和歌山城
大好きなバナナ入り氷をなめるベニー
酷暑というべき高温の日が続いている。和歌山市では、立秋を迎えた今月7日から7日連続で最高気温35度を超える猛暑日。11日には、観測史上最高の38・5度を記録した。13日も午前11時現在で35度を超えるなど厳しい残暑はまだ続きそうだ。
この暑さに和歌山公園動物園では、少しでも涼を感じてもらおうと、初の試みとして動物たちに氷をプレゼントした。このところバテ気味だったツキノワグマのベニー(メス・推定20歳)には、バケツで作った大好物のバナナ入り。氷の上には、ハチミツがかけられ、クマ舎の寝床から出たベニーは、甘い匂いに誘われて、さっそく冷たい氷をぺロペロとなめた。
涼しげなイベントに来園した子どもたちも興味津々。城北小1年生の温井美帆ちゃん(6)は、「氷おいしそうになめててかわいかった。冷たそうだったよ」とにっこり。この日はその他、フンボルトペンギンとアメリカビーバーにも氷がプレゼントされた。
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