関西広域連合とゴルフ団体が災害協定
調印する井戸広域連合長(中央)
将来発生すると予想される大震災に備え近畿圏などのゴルフ場と関西広域連合は29日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で「危機発生時の支援協力に関する協定」を締結した。
調印したゴルフ団体は、関西ゴルフ連盟(森下洋一理事長)と徳島県ゴルフ協会(鈴木美二理事長)。両者団体合わせて約250カ所(和歌山県内は18カ所)のゴルフ場が加入している。調印式には仁坂吉伸知事や井戸敏三広域連合長(兵庫県知事)らが出席。調印後のあいさつで井戸連合長は「ゴルフ場は、広いスペースなので、物資の仕分け作業の他、支援者の活動拠点として貢献に期待している」、森下理事長は「大災害の前に事前に協定を結んでおくことは大きな意義」と述べた。
平成7年の阪神淡路大震災では、被災者にゴルフ場の浴場やレストランを無料で開放するなどして被災者支援に貢献した。今協定では、臨時ヘリポートの設置などの他、広域連合から要請があった内容への迅速な協力などの項目も盛り込まれた。
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