太洋工業に和歌山労働局長賞 女性雇用推進
細江社長に表彰状が渡された
厚生労働省の平成25年度「均等・両立推進企業表彰」の表彰式が7日、和歌山市黒田の和歌山労働局であり、太洋工業㈱(本社=同市有本、細江美則社長)が均等推進企業部門「和歌山労働局長優良賞」を受賞した。職場での女性の能力発揮を推進するための積極的な取り組み(ポジティブ・アクション)と、仕事と育児・介護との両立支援の取り組みについて、他の模範となる企業に贈られるもので、県内では昨年度に引き続き6件目。
同社は、女性の積極的な活用を図るため、22年から女性社員によるプロジェクトチーム「Win―Winプロジェクト」を発足し、社内の意見を踏まえながら取り組みを推進。採用面接官への女性の起用や、知識・スキルの習得支援、キャリアアップに向けた相談体制の導入などに取り組んだ結果、新卒採用総合職や女性の配置が少なかった部門で女性割合が上昇した。
授賞式では、楪葉伸一和歌山労働局長が細江社長に表彰状を手渡した。細江社長は「まだ取り組みはスタートしたばかり。気を引き締めて、今後さらに女性の活用を進めていきたい」と話していた。
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