大門川や市堀川に汚泥浮く
塊になって流れる汚泥
和歌山市内を流れる内川「大門川」や「市堀川」で25日までに、多数の汚泥が浮かび流れているのが確認された。
市環境政策課が調べたところ、原因は、農期を終え川の水が少なくなった大門川の底にたまった汚泥表層が、剥がれて流れたとみられている。同課職員が、バケツで川の水をくみ上げて調査したところ水質には問題なかった。同現象は昨年6月にも市が確認している。
大門川は以前から、水質悪化が取り沙汰されている。汚泥は、半数以上が都市化による生活排水が原因で、その他に工業排水も関係しているという。現在、県が川の下流から上流に向けて、川底の土砂を取り去るしゅんせつ工事を進めている。県河川課は、「内川の水質改善に向けて、さまざまな取り組みを行っていきたい」と話している。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 高大生の動向も把握へ 和市人口対策本部会議(05/02/2024)
- 海の環境に関心を 和歌山海保の岡本部長が来和(05/02/2024)
- 各界の功労たたえ 春の叙勲県内38人が受章(05/01/2024)
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)