1500人の大演奏会 県吹奏楽連盟50周年記念
出演者1500人による大迫力の合同演奏
県吹奏楽連盟(森貞昌春理事長)の結成50周年記念演奏会が2日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで開かれた。加盟団体の中学生から一般まで総勢約1500人が出演する県吹奏楽史上最大のイベントとなり、大迫力の合同演奏をはじめ、華やかな音楽で約1500人の聴衆を魅了した。
同連盟は昭和39年に30団体でスタートし、現在は92団体、約2900人に発展している。50周年にふさわしく、今回の記念演奏会には加盟団体の大半が参加。ゲスト指揮者に、全日本吹奏楽コンクールに全国最多の35回の出場を誇る大阪府立淀川工科高校吹奏楽部顧問、丸谷明夫さんを迎えた。
演奏会は、ゲストの県警察音楽隊によるステージドリルで開幕。加盟団体は、大学・職場・一般の約130人、中学校の約590人、高校の約650人がそれぞれ合同演奏を行い、和歌山をテーマにした吹奏楽曲や紀の国わかやま国体イメージソング、オペラ、アニメのメドレーなど多彩な曲を華やかに、楽しく、美しく奏でた。
最後に出演者全員による大合同演奏があり、丸谷さんが吹奏楽のための名曲「アルメニアン・ダンス・パート1」(A・リード作曲)を、森貞理事長が「黒潮国体行進曲まりと殿様」(泉真佐男作曲)を指揮し、大迫力のサウンドが会場を包み込んだ。
森貞理事長は「多くの加盟団体に参加してもらい、同じ時間に同じ空間で音楽を共有したいという願いがかなった」と話していた。
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